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2013.10.22

《提言》労働規制改革は「職業訓練&セーフティネット」なのでは?

◆価値のある職業訓練を

 安倍政権による「労働規制改革」が進もうとしています。しかし、労働の流動化を進めるには、形式だけになっている職業訓練には疑問があるのです。と言うのも、その職業訓練の大半がパソコン教育等であり、形だけの訓練になっているからです。企業が望んでいるのは、パソコン教室ではないのです。しかしながら、本当に企業に役立つ訓練を目指そうとしても、画一的助成の為に、受託企業は自ずとコストがかからない「パソコン教室」になってしまっているのが現実です。企業が真に望んでいるのは、“即戦力となり得る訓練”なのです。求職者を求める企業の要望を受注し、その企業を希望する失業者を集め、その上で即戦力的な訓練を実施して就職に繋げることが求められるのです。そして、職業訓練の規制緩和は、最大の規制改革となるのです。