2014.09.02
《提言》2015年10月の消費増税(10%)に伴い「最低賃金1,000円」が必要不可欠
◆非正規労働者の実質賃金プラスが不可欠
消費税8%による景気浮揚策は、失敗したと言わざるを得ないでしょう。と言うのも、それは非正規労働者への配慮が欠けており、消費増税によって実質賃金が下がったことにあるのです。安倍首相は、正社員の賃上げには努力したにもかかわらず、非正規労働者に対しては全く目もくれなかった為、必然的にアンバランスを招いたのです。現在は、あらゆる業界において“労働力不足”が厳しさを増している為、「最低賃金の引き上げ」には絶好機なのです。それにより、消費増税と「最低賃金1,000円」を実現し、デフレ脱却を目指していただきたいものです。
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