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2015.07.22

2015年“ブラック企業の撲滅”には求人情報(求人広告)業界による「求人情報の適正化」がポイントに

◆「求人情報掲載」がブラック企業の応援団?

 2015年になり、労働力不足(人手不足)が更に厳しさを増してきています。それにより、求人情報業界が急成長をしているのです。しかしながら、求人媒体の内容については、「ブラック企業の応援団・・」等と言わざるを得ない状況です。と言うのも、それは“求人情報の掲載内容のモラルの低さ”にあるのです。

◆「求人情報の適正化」がブラック企業対策に

 例えば、「時間給1,000円で月収25万円以上」とか、「時間給1,000円で月収30万円以上」もあるのです。その内容を確認しても、特別な手当てはないのです。果たして、この企業は労働者に何時間働かせるつもりなのでしょうか?また、『労働基準法』に違反している求人情報を、平気で掲載している現実もあるのです。応募者を集めたい企業から、前述のような求人広告を掲載したいと依頼してきても、求人情報業界が断るべきではないでしょうか。「ブラック企業を撲滅する」には、まずは“ブラック求人広告の撲滅”がポイントになるのです。業界団体には「求人情報の適正化」を、そして、厚生労働省(労働基準監督署)には、“ブラック求人に対する徹底指導”を望みたいものです。