2012.04.19
《近未来予想図》派遣社員が派遣会社を選択する基準は“マージン率”
◆人材派遣業界の「近未来予想図」
平成24年(2012年)『改正労働者派遣法』の成立・施行で、派遣会社による“マージン率の公開”が進行し、人材派遣会社は、求人広告やホームページに「弊社のマージン率は○○%です」と、“マージン率の低さを競う時代”が到来することを懸念します。そして、派遣社員は「●●社はマージン率が高いので、●●社で働こう」等という時代を迎える日は遠くないかもしれません。また、「マージン率の公開義務化」により、取引先も「マージン率が高すぎるから値下げを」と迫られかねないのではと予測します。人材派遣会社は、派遣社員から「昇給」を、そして派遣先企業からは「値下げ」を要求されることになるのです。いずれにしても、そんな悪夢を見ないためにも、“請負”に転換しませんか?