2019.07.05

製造派遣業界に異変！輸出産業の低迷はリーマンショック級に

◆輸出産業を中心に相次ぐ派遣切り

　製造派遣業界は、輸出産業の低迷で「派遣切り」が相次いでいます。実際、国内では未曾有の労働力不足にて吸収され、表面化していないのが現実です。しかし、製造派遣業界には大きな影響があるのです。なぜなら、内需産業の製造業と輸出産業の製造業では、「派遣料金」に大きな差があるからです。従って、派遣料金の高い派遣先は減少し、派遣料金の割安な内需産業が中心となれば、それが要因となって製造派遣業界の業績を直撃しているのです。輸出産業を中心とした製造派遣業界にとっては、まさに“リーマンショックの再来”となってきているのです。

【ご参照】

●ブログ記事（2019/5/29日付）
　：『製造派遣業界には令和のリーマンショック！輸出産業の派遣契約は続々解除へ』
　　URL　https://jsbb.jp/news/cate09/44730
●ブログ記事（2019/5/20日付）
　：『輸出産業に対応する製造派遣業界はリーマンショック級で相次ぐ派遣切り』
　　URL　https://jsbb.jp/news/cate09/44679
●ブログ記事（2019/3/25日付）
　：『人材派遣業界にとって「同一労働同一賃金」は「2009年問題」か「リーマンショック」か？』
　　URL　https://jsbb.jp/news/cate01/44429
●ブログ記事（2019/3/18日付）
　：『2009年問題を前にリーマンショックそして2020年問題の「同一労働同一賃金」を前に日本経済はどうなるのか？』
　　URL　https://jsbb.jp/news/cate01/44377