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2011.07.20

東京電力の送電網を国が買取り、“発電&送電の分離”への第一歩を

◆原発事故の補償として送電網の売却を

 東京電力は、「福島第一原子力発電所」の火災事故で、補償(公的資金の貸付)が無くては生き残れない状態に陥りました。ならば、国の公的資金貸付で東京電力から送電網を買取り、新会社を設立して、一気に“発電と送電の分離”を実現するのはどうでしょうか。例えば、3兆円で買い取って、資本金3兆円の送電会社を設立し、5年後に株式上場して売却するのです。財源を使わず、そして国民負担もせず、発電と送電の分割のシミュレーションも可能となるのではないでしょうか。