2012.08.28
「ツアーバス交通事故」を教訓とすべき“価格=コンプライアンス”
◆低価格路線で「コンプラ自体」も崩壊へ
国内のデフレ経済下で、「低価格」と「コンプライアンス」の綱引きが行われています。発注者は「低価格で」、そして受注者は「法令遵守できないが、仕事が無くなることに背に腹は代えられない」との綱引き状態になっているのです。これを解消するには、発注者が「コンプライアンスを大前提として、対応可能な価格での発注」しかないのです。それを下回る発注者には、発注者責任が求められるべきだと思います。日本経済界のあらゆる業務において、“良識ある発注者責任”が求められていることを、政府や経済界に理解していただきたいのです。
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