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2013.02.18

★“SL”が名古屋市街地を実験走行した!

◆「実験走行」は市長提案

 河村名古屋市長の「名古屋に多くの観光客を集めたい」という提案のひとつで、この2日間(2/16・17)に亘り、蒸気機関車(SL)が名古屋の市街地を実験走行”しました。当該「SL」はJR西日本から借り受けた「C56・160」で、路線は、第三セクター(名古屋臨海高速鉄道株式会社)が運営する「あおなみ線」の一定区間(約5㎞)でした。所謂“鉄ちゃん(鉄道ファン)”のみならず、その“勇姿”を一目見ようと集まった観覧者は、両日で計約4万3,000人(名古屋市公表)に上りました。

◆乗車できた幸運な1,200人

 私もその観覧者の一人で、寒風吹きすさぶ中、報道陣を含む多くのカメラマンの中に埋没しながら、名古屋駅前の高層ビル群と新幹線を背景に、汽笛を鳴らし、勇壮に煙を上げて走る「SL(C56・160)」を懐かしく観覧しました。写真スポットは、まさに“SL&新幹線(700系)&都心の高層ビル群”の3点セットにあったのかもしれません。乗車できたのは、事前応募で当選した1,200人(両日計)で、応募者は約12万人、抽選倍率はなんと100倍!でした。実は、当該抽選にハズレた結果、私は観覧に回ったという経緯です。

◆「リニア中央新幹線(名古屋開通)」は2027年

 名古屋市が約4,000万円の事業費を投じて実施したこの「SL実験走行」で、騒音・粉塵等の環境アセスメント調査も同時に実施されましたが、今、名古屋駅前(都市再生緊急整備地域)では、「リニア中央新幹線(東京~名古屋)」の開通(2027年)を睨み、複数の再開発事業による高層ビル建設の只中です。果たして、再び名古屋に「SL」が走行する日が来るのか、まだ夢物語にしか思えない今日です。