2018.05.31

2018年　厚生労働省は『平成29年の労働災害発生状況』を公表しました

◆死亡災害、死傷災害ともに前年を上回る

　この度、厚生労働省は、『平成29年の労働災害発生状況』を公表（5/30日付）しましたので、ここにご案内します。平成29年については、「死亡災害：978人（5.4％増）」、「休業４日以上の死傷災害：120,460人（2.2％増）」の発生件数は、共に前年増となりました。死亡災害は3年ぶり、死傷災害は2年連続で増加しました。業種別の「災害発生状況」は、次のとおりです。
　尚、『平成29年の労働災害発生状況』の概要及び詳細は、下記URLをご参照ください。

【業種別の災害発生状況】

●建設業：依然として「墜落・転落」の占率が大きく、死亡災害で「交通事故（道路）」や「はさまれ・巻き込まれ」が増加、死亡災害、死傷災害共に前年増加となりました。
●陸上貨物運送事業：死亡災害で、依然として「交通事故（道路）」の占率が大きく、「はさまれ・巻き込まれ」や「墜落・転落」が大幅増で、死亡災害、死傷災害、共に前年を大きく上回りました。
●第３次産業：引き続き、「転倒」と腰痛等の「動作の反動・無理な動作」が増加傾向で、死傷災害が前年を上回りました。

【ご参照】

◆『平成29年の労働災害発生状況を公表』厚生労働省
　URL　http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000209118.html