2015.09.16
2015年の『改正労働者派遣法』で期間制限が撤廃されても“3年後に派遣する労働者がいない”
◆「期間制限の撤廃」は人材派遣業界にはメリットにはならない
2015年の『改正労働者派遣法』が成立し、9月30日に施行されます。当該改正では、「期間制限」が与野党の焦点になりましたが、人材派遣業界においては、マスメディアや野党が言うほどメリットはないのです。野党は「3年ごとに人を入れ替えれば、いつまでも派遣が可能になる」と懸念し、主張していますが、人材派遣業界の現実は、3年ごとに派遣する労働者(派遣社員)がいないのです。なぜなら、人材派遣業界も“未曾有の労働力不足(人手不足)”に悩まされているのが現実だからです。