2016.08.19
2016年 厚生労働省が外国人技能実習生の実習実施機関に対する「監督指導・送検状況」を公表!
◆外国人技能実習生の実習実施機関に対する「監督指導・送検状況」
この度、厚生労働省は、全国の労働局・労働基準監督署等が、平成27年に技能実習生の実習実施機関に対して行った「監督指導や送検の状況」について取りまとめ、公表しました。その概要は、下記のとおりです。
尚、法令違反を是正しない等、重大・悪質な事案に対して、厚生労働省は引き続き厳正に対応する意向です。詳細は、下記【ご参照】URLよりご覧ください。
【平成27年の監督指導・送検の概要】
・労働基準関係法令違反が認められた実習実施機関は、監督指導を実施した 5,173事業場(実習実施機関)のうち 3,695事業場(71.4%)。
・主な違反内容は、(1)違法な時間外労働など労働時間関係(22.6%)、(2)安全措置が講じられていない機械を使用させていたなどの安全基準関係(20.8%)、(3)賃金不払残業など割増賃金の支払関係(15.0%)の順に多かった。
・重大・悪質な労働基準関係法令違反により送検したのは 46件。
【ご参照】
◆「外国人技能実習生の実習実施機関に対する平成27年の監督指導、送検の状況を公表します」(厚生労働省)
URL http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000133506.html
Category:労働契約法