2016.12.13
2017年には働き方改革実現会議における「同一労働同一賃金」が“大企業のアウトソーシング(請負)化”を加速する
◆大企業が最も気にする「同一労働同一賃金」とは
2017年に向け、現在、働き方改革実現会議において「同一労働同一賃金」の議論が進捗しています。この「同一労働同一賃金」の進捗に、最も神経を尖らせているのは大企業なのです。と言うのも、有期雇用の契約社員と正社員との賃金格差が大きいからに他ありません。ひとたび「同一労働同一賃金」となれば、大企業は、有期雇用の契約社員や人材派遣から、一気に“請負化(アウトソーシング化)”に進むことになるでしょう。
【ご参照】
●ブログ記事(2016/11/15日付)
:『待ったなし! 有期雇用の「2018年問題」“同一労働同一賃金でも契約社員を無期雇用されますか?” 『経済産業新報』2016年(平成28年)11月1日号・第1面』
URL http://www.jsbb.jp/211/37106/