2014.02.14
2015年の有期雇用「年収1075万円」の適用除外は“厚生労働省による実質禁止”に過ぎない
◆規制改革会議に対するパフォーマンス
アベノミクス(規制改革会議)の規制緩和要求、即ち、「有期労働契約の5年ルールの撤廃」に対し、厚生労働省の出した答えが「年収1075万円以上の専門家(高度な専門知識を持つ労働者)」なのです。この「年収+専門家」では、大半の労働者は該当しないのです。これは、規制緩和を実施したと見せかけた“実質的禁止”なのです。これにより、政府は規制緩和を進めたとしていることには、ただ呆れるばかりです。
【ご参照】
●ブログ記事(2014/2/11日付)
:『2015年 厚生労働省 労働契約法(有期雇用)の“5年ルール” 年収1075万円以上で適用除外へ』。
URL http://www.jsbb.jp/rk/26424/
Category:労働契約法