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2014.02.14

有期雇用の契約社員を雇用する企業の「2018年4月1日問題」

◆非正規労働者の「2018年4月1日問題」

 2018年4月1日は、国内で非正規労働者(派遣社員や契約社員)を雇用する企業にとっては大変な日になるのです。その事由は、2013年4月に施行された『改正労働契約法(有期労働契約)』の5年目に当たるからです。つまり、有期労働契約の「5年ルール」です。これにより、有期雇用で5年を迎えた労働者は、本人の申込みにより、無期雇用(無期労働契約)への切り変えが可能になるのです。また、2015年4月に施行が見込まれている『改正労働者派遣法』においては「政令26業務」が廃止され、「政令26業務」に従事していた労働者が「自由化業務」になれば、2018年4月1日には、有期雇用で働いてきた「政令26業務」の派遣労働者も、『雇用安定措置』の対象になるのです。2018年4月1日は、非正規労働者に大きな影響を与えることになるでしょう。