2010.10.20
派遣事業における“社会保険等未加入”会社は確実に破産へ
◆社会保険未加入会社の存続を危惧
社会保険等の未加入について、人材派遣業界は軽く考えている企業が多いのが現状です。これは“派遣先企業”とは相当な温度差があります。
◆罰則以上に重いペナルティ
社会保険の未加入は、派遣会社には罰則以上にペナルティが重く圧し掛かってきます。例えば、1,000人の派遣社員が未加入の場合、社会保険料(本人及び会社負担)の合計を4万円で試算すると、4万円×24ヶ月(2年間遡及)×1,000名=9.6億円(年金を除く)になるのです。つまり、ここで10億円弱を追徴され、支払可能な派遣会社は存在しないのです。そして、派遣先企業は使用者責任を問われるのです。
Category:労働者派遣法