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2013.02.08

《提言》国や地方自治体の行政サービスは「IT化(ペーパーレス)」で人件費は半減できる

◆「IT化(ペーパーレス化)」で公務は半減可

 「官民格差」を最も大きく感じるのは、行政書類の量の多さです。民間企業なら「IT化」されているものが、すべて紙ベースの手続きだからです。行政サービスは、未だに“昭和”なのです。行政では「紙」で申請し、また、申請書類を保管する人、そしてそれを管理する人が要るのです。「IT化」が進展すれば、それら公務に携わる公務員の大半が不要と言うと語弊がありますが、削減可能になるのです。機械化もせず、「IT化」にも挑戦せず、すべてを“人と紙”の人力で遂行しようとする公務態勢の役所(職場)のままで、日々進化する現代社会に迅速に対応して行くことができるのか、国民のひとりとして一抹の不安を覚えます。行政サービスの機械化や「IT化」の推進こそ、行政改革(公務員削減)の真骨頂であり、そこに国債発行で投資しても推進していただきたいと考えます。