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2010.10.16

国内製造業の「経営努力」は“生産性向上”を目指せ

◆日本は“生産性”では後進国

 コストダウンは“賃金格差”でとの考えに基づき、“海外進出”や“非正規雇用”の対応では、日本の“ものづくり”は衰退の一途を辿ります。日本の「ものづくり」を支えてきたのは、“技術力”と“品質”に他なりません。しかし、「技術力」や「品質」に注力しても、“高価格”では価格競争力の低下を招くだけです。 
 現在の日本に求められているのは“高い生産性”なのです。叡智を結集し、世界一高い生産性を誇れる製造業を目指していくべきではないでしょうか。世界一の技術力や品質を実現してきた国内製造業が、“世界一の生産性”を実現できない訳がありません。高い生産性を実現し、“技術”、“品質”、“価格”で世界一を目指していただきたいものです。