2011.02.02
「労働生産性」=「賃金の最適化」が急務の経済界
◆生産性と賃金のバランス
日本経済の不況は、「生産性」と「賃金」の不一致が原因と思われます。これまでの経済成長期には、低給与の若年社員を採用し、高齢社員が占める割合が少なかったので「年功序列賃金制度」は成り立ってきました。しかし、現在の“若少高多”では当該制度は成り立たないのです。即ち、“生産性=給与”でない限り、制度存続はあり得ないのです。国内経済の復活には、“賃金の最適化”が不可欠であることは自明の理なのです。
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