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2011.03.19

東北関東大震災 計画停電 “帰宅困難者”にならないために

◆首都圏で“帰宅困難者”発生

 東北地方では、近年、「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震(M7.2)」の発生を見たところですが、この度、3月11日(金)に発生した『東北地方太平洋沖地震(M9.0):気象庁』で、首都圏交通網は大打撃を受け、多くの“帰宅困難者”が発生してしまいました。とくに鉄道網の全線運転中止で、サラリーマンやOLは「徒歩帰宅」を敢行したのみならず、急遽、自転車を購入して帰宅する多くの勤め人がいたというマスコミ報道でした。更に、帰宅困難者に追い討ちをかけたのは、「福島第一原子力発電所:東京電力」の火災等の事故続発で電力供給不足に陥り、東京電力による首都圏の「計画停電」が開始(3/14)されたことです。

◆限界がある“革靴での長時間歩行”

 本来、「帰宅困難者」は首都圏を中心とした「直下型大地震」が発生した場合に想定された現象であり、最大約650万人と予測(帰宅困難者対策情報センター公表資料)されているのです。私事になりますが、過去に勤務した会社(東京・丸の内)の防災訓練の一環で数時間の徒歩避難を体験しましたが、今回、現実に“帰宅困難者”となられた皆様同様、スーツ姿にビジネス靴での長時間歩行には自ずと限界があります。当時、会社の各デスク下には「防災ヘルメット」が常備されていましたが、可能ならば、個人ロッカーやデスク下にスポーツ用等の「軽量シューズ」を日頃から備えておくのが望ましいのではないかと思います。

◆自身の「帰宅困難対策」に臨む

 とりわけ、首都圏に勤務の皆様が「帰宅困難者」にならないためにも、「東北関東大震災」勃発を契機として、改めて「過去ブログ記事(下記)」をご参照いただき、今後のご自身の「帰宅困難対策」にお役立ていただければ誠に幸甚です。自助できなければ、他人を助けることも不能です。まずは、“自身の安全は自分で確保しましょう!”

【ご参照】

●ブログ記事(09/6/19日付)
 :『帰宅困難者として生き残るべく「安全ルート」とは』。