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2018.06.12

正社員と非正規労働者との手当格差で“均衡待遇”が高まり直接雇用から請負化の流れへ

◆正社員と非正規労働者の手当は均衡へ

 最高裁判所は、「正社員と非正規労働者の待遇格差」について、6月1日に判決しました。当「判決」は、正社員と非正規労働者の諸手当について、「不合理な処遇格差」を明確にした初の判決となりました。この判決により、正社員と非正規労働者に関わる手当や賃金格差が大きい大企業の人事や労務部門の皆様においては、不安が高まってきています。また、政府主導の「同一労働同一賃金」の法制化についても、衆議院を通過(5/31)し、更に深刻化しています。これらの影響により、大企業グループを中心とした企業様においては、非正規労働者の「直接雇用」から“請負化への模索”となって表れてきているのです。

【ご参照】

●ブログ記事(2018/6/4日付)
 :『「同一労働同一賃金」の法制化を前に非正規労働者の均衡待遇の最高裁判決(2018年6月1日)』
  URL http://jsbb.jp/news/cate03/42737
●ブログ記事(2018/6/4日付)
 :『非正規労働者の待遇格差、処遇格差の指針となる「ハマキョウレックス事件」&「長澤運輸事件」 2018年 最高裁判決』
  URL http://jsbb.jp/news/cate03/42739
●ブログ記事(2018/6/4日付)
 :『「同一労働同一賃金」の法制化を前に最高裁の判決にて「同一労働同一賃金」は実質法制化へ』
  URL http://jsbb.jp/news/cate03/42747