2013.02.20
安倍首相による経団連への賃上げ申し入れは正社員でなく“非正規労働者の賃上げ要請”をすべきでは
◆「非正規労働者の賃上げ要請」をすべきでは
安倍首相は、経団連、経済同友会、日本商工会議所の経済3団体に対して、「賃上げ要請(2/12)」をしました。アベノミクスを完成させる為に、アベノミクス総理が“賃上げ”に拘りをみせているのです。勿論、「賃上げ」自体は悪くないのですが、元々賃金の高い正社員の賃上げは預金に充てられるにすぎず、経済成長に対する効果は薄いと言わざるを得ません。安倍首相が本質を理解しているのなら、経団連にお願いすべきは、“非正規労働者の賃上げ”ではないでしょうか。低賃金の非正規労働者は、賃金がそのまま消費となり、お金が流動し続けるのです。また、正社員と非正規労働者の“格差是正”にも大きく影響すると考えます。安倍首相は、単にパフォーマンスするのでなく、事の本質を理解していただきたいのです。
Category:その他